これほどまでに戦争の傷跡を日々感じる都市って日本にどれだけあるでしょう。
もうね、特区にすればいいのにと思うんです。バチカンみたいに力を持って。
絶対平和宣言都市広島！ってね。
政治的なことを気にせずに、ここはただ平和について確信にふれる語らいをする場なのですと。
近年、よく聞かれる言葉ですが、虐待、DV、モラルハラスメント。
身体や言葉の暴力にどうとでも理由を後付けして、「私のためなんだ」「悪いのは私だからなんだ」
と思わせてしまう。
他人を傷つけないと自身を保てない精神が何の益をもたらすのでしょう。
傷つけていながら、自傷行為でもあります。
こうやって個人の判断を狂わせるような出来事が増えています。「常識」が崩壊しそうです。
政治レベルのことは直接関われません。
でも、個人のレベルでは日々の生活の中で、おかしなことに流されたり言いくるめられたりせず、
自分の心をきちんと見る訓練をしなきゃいけない時のような気がします。
人としてやっちゃいけないことは、やっちゃいけないこと、きちんと線を保ちたいものです。
そりゃおかしいだろうと言えなきゃいけないと思います。
「安心、安全、未来のため」って言われていて、ほんとにそうだったものってどれくらいあるのかな。
さて、69回目の原爆の日。雨はとても珍しいことだそうです。私も10年過ごして初めてです。
8時15分の原爆投下時刻に合わせて小学生は登校しますが、今年は大雨洪水警報のため休校に。
写真は数年前の8月6日の平和公園。
小学生が作ったピースキャンドルを周辺に灯します。水面には灯篭が浮かび上がります。
何年かに一度は行くようにしています。
8月6日の平和公園はやはり特別な空間です。
広島では普通の生活の中で「本当に昔、ここに原爆が落とされたんだ」と気がつく瞬間があります。
お墓の命日の日付がいちばんそう思わされます。
子どもたちの宣言にあったように「小さなこと」なら気付いて行けるかも。
絶対的な正義なんてないこと、それぞれの人に人としての心があることを忘れたくないです。
戦争のない平和な時代を次の世代にも伝えて行けますように。
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もりたカイロプラクティックスタッフ
森田ほほ
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