瓦そば。

お昼に祇園にある瓦そばの「孝蔵」に行ってきました。

瓦そばは山口県の川棚温泉あたりの名物。
毎年下関旅行に行っている我が家ですが、気にはなっていたもののまだ食べたことがないのです。

初めての瓦そば。
（家では市販の瓦そばセットを焼くことがあるんですが、なぜか名古屋の会社の麺。）
甘めの出汁、パリッと焼いた茶そばの上に錦糸卵とお海苔、青ねぎ、やわらかい牛肉。
それらが熱く焼かれた瓦に乗せられて来るのです。
これにレモン絞って、もみじおろしでいただきます。
写真にはもみじおろしが写ってないですが、別皿にあるんです。（三女のため）

お出汁は優しい味で飲み干してしまいそう。
茶そばのカリカリになってるところが好き。
牛肉は素材が良いのでシンプルに焼かれているだけでとても美味しい。

なんとも他の料理に例えられないお味です。
初めて異国の料理を食べるとき、思いもかけない味の体験に感動することがありますが、
これも感覚的にはそんな感じ。初めてなんだけど、それまでの自分の味覚経験にマッチしてしまう。

川棚にはたくさんの瓦そばのお店があるそうですが、ご主人にどこかで修行されたのですかと聞いた所、そうではなく下関に住んでいたことがあり、よく食べ歩いたそうです。
結局、好きでよく食べた人が作るものが、研究されていて美味しいんですよね。

カウンター席だけなので、子ども連れではきついかなあと思ったのですが、
子供用のいすもあるし、ご主人も三女と同じ2歳のお子さんがいらっしゃるので
ずっとにこにこと話しかけてくれて、お海苔のオマケもいただいて、
三女は終始ご機嫌で「おいちい！」連発でした。子連れでも楽しく食事ができるお店でした。

祇園の山本あたりは感じのいいお店が多いですね。ここもまた来たくなるお店。
ひっきりなしにお客さんがいるということは、皆さんこの味とご主人のお人柄のとりこになっているんでしょう。
私もそのひとりになってしまいそうな予感でありました。


※院長フツーブログの方が写真が美味しそうです。

☆衣替えの季節いです。寒暖の差に対応できる服も置いておきましょうね。
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